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赤松接骨院

愛知県名古屋市天白区
野並3丁目405
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院長ブログ

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アスリートの脊椎分離症1

治療、施術の目的は何? 骨癒合? 痛みの消失? 
骨癒合=痛みの消失、ではないと思うが
コルセットをする事も疑問だらけ、
 
2007 ワシントン大学リハビリテーション医学科の報告

  https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17398258/

脊椎分離症は青年期のアスリートに比較的よく見られますが、
この状態の診断と治療に最適な方法については、
文献によってかなりの意見の相違があります。

脊椎分離症の治療に関する対照試験はなく、潜在的な
画像化戦略に取り組んだ研究は非常に限られた数しかないため、
この症状に対する真の証拠に基づいたガイドラインを
開発することは困難です。

治療は、症状の解消を可能にするのに十分な期間の活動制限と、
可能であれば骨の治癒を可能にするために、その後の段階的な
スポーツ特有のリハビリテーションプログラムにかかっています。

この集団における装具使用の生体力学的な影響はよくわかって
いませんが、装具の使用には何らかの有害な影響がある可能性があり、
現在、硬い装具を日常的に使用することで X 線撮影や機能が
大幅に改善されるという証拠はありません。


分離に関して、まだまだよくわからないことだらけ

分離していても全く症状のない方もいます
分離が癒合しても、痛む人もいます。

分離してるから大変ではないし、そんなにこだわる必要もない。
検査したら、たまたま分離してた位でいいと思いますよ。




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足の付け根が痛い(鼠径部痛)

痛みの緩和に大切なのは、筋肉の痙縮(こわばり)を
緩める、ほぐす事が大事。


14才 女性 陸上 1500m

陸上競技の練習中より痛みが出現
整形外科を受診 レントゲン、MRI検査で異常なし

約2か月、軽い練習のみ、やれる範囲で練習に参加しながら
リハビリに通院するも良くならず、走ると痛い
 
その事を医師に伝えるとただ「安静にしなさい」
「走るのをやめなさい」と言われるだけで、
困りに、困り当院へ。
 
可動域制限、腫れ、熱感なく、腸骨筋部に圧痛著名
筋肉の痙縮(こわばり)が原因

    全身 - コピー (3).png

腸骨筋を中心に周辺の拮抗筋、協力筋の圧痛部位を施術
練習は行いながら、5回行い症状は無くなった。
 
足の付け根(鼠径部)の痛みは、
大半が
腸骨筋によるものが多いように思うが、
 
そこに至るまでに、オスグッド、シーバー、シンスプリント
などを
経験している子が多い。
 
ただ安静だけで、痛みが治まっても、運動を始めると、
また
同じ場所、違う場所が痛みだす。 

安静で、痙縮、コリが広がり、硬くなる。
 
痛みの始まりは、筋肉の微細損傷なのだが、安静を強いる
ほどのものは、
ほとんどないように思う。
 
むしろ、ストレッチやマッサージなどで筋肉を
ほぐしてあげたほうがいい、
オスグッド、シーバー、シンスプリントも筋肉の痙縮、コリだ。
 
ちょっと打撲して、あおじが出来て、何週間も安静にする
選手なんかいないでしょ?  

動かせればすぐ復帰するでしょ?
 
打撲だって、擦り傷だって、組織損傷、炎症だ。
なんでも、一緒にしてはダメ

痛い=安静はほんと、おかしい。 

お尻が痛い

短距離走の選手にたびたび見られる、全力で走るとお尻、坐骨の辺りが痛む。
痛みで、全力疾走できないという訴え。
 
 
 15歳 女性 
100メートル走の練習中に痛みだし、しばらく様子を見るも改善なく
病院受診、MRI検査にて、椎間板ヘルニアと診断、スポーツ禁止 リハビリ通院。
日常生活に支障はない。
3か月ほど走るのを休み、練習再開、また同じように痛みだした。
 
その後もリハビリに通院するも、改善なく、知人に紹介され当院へ。
本人はヘルニアがあるから痛いんだと思い込んでいたが、
筋肉のこわばりが原因だと説明し施術。
 
腸骨筋、中臀筋、大臀筋、内転筋、ハムストリング、腓腹筋、ヒラメ筋、
長母趾伸筋、長趾屈筋、前脛骨筋などに圧痛あり。
それらの筋肉を10回ほど練習しながら施術し痛みは消失した。
 
       お尻 (8).png 
 
 14才 男性
100メートル走の練習中に痛みだし、整形外科、鍼灸院に通院するも思わしくなく来院。
腸骨筋、中臀筋、大臀筋、内転筋、ハムストリング、腓腹筋、ヒラメ筋、
長母趾伸筋、長趾屈筋、前脛骨筋などに圧痛あり。
それらの筋肉を4回ほど練習しながら施術し痛みは消失。
 
腸骨筋、臀筋、内転筋、ハムストリングの施術でも、症状は改善するが、
走っているとまた痛くなることが多かった。
これが、どうしてなのか、はっきりしなかったのだが、ようやく分かった。

    長母趾屈筋.jpg
 
もっと広範囲に調べた結果、二人ともヒラメ筋、長母趾屈筋部の圧痛が一番強く、
ここを施術すると痛みは消失するようになり、これが痛みの発信源なのかと思われた。
 
二人とも以前はシンスプリントで、痛みを我慢しながら練習していたそうだ。
どうも、下肢の痛み全般にヒラメ筋、長母趾屈筋、長趾屈筋が関連してるように思う。

 

インピンジメント

インピンジメント症候群. 関節が、ある角度で痛みや引っかかりを感じ、
それ以上に可動できなくなる症状の総称。 肩、股関節で使われているが、
要は、なんだか解らないから症候群という名前なのだろう。
 
聞きなれない病名を言われると不安になり、心配になる。
検査をして、「見立てがいい」と思うかもしれないが、良くならなければ意味がない。

これも筋肉のこわばりを取ってやれば痛みは消失するし、可動域も広がる。
 
19歳 女性 新体操

3か月前より練習中に左股関節に痛み出現。 開脚できなくなり整形へ
MRIにてインピンジメントと診断され、2か月ほどリハビリに通うも改善しないため当院へ。
 
腸腰筋、中臀筋、半健、半膜様筋、腓腹筋内側頭部、第4-5中足部骨間筋、
大腿筋膜張筋部に圧痛あり、それらの筋を緩めるように施術。

施術後、開脚時の詰ったような痛みは無くなるも、練習するとまた痛くなる。
施術を6回繰り返し練習時の痛みも消失、可動域も良くなった。
 
痛み、引っ掛かり、詰った感じは筋肉が原因
この方、以前より腰痛もあり、分離症と診断され、治療歴もあるが、腰は痛いままと。
股関節と腰の痛みは関連してるから、腰も良くなった。
 
軟骨が原因とか、ズレが原因なんて言う人もいるが、軟骨は痛みの原因にはならない、
軟骨ならリハビリ、治療しても変化しない、でも良くなる人がいる、なぜか。
 
関節は遊びがあるから、捻じりながら伸ばしたり、曲げたり出来る、それをズレって...。
リハビリは筋肉に対してのアプローチ。
何が痛みを生み出しているのか、よく考える必要があると思います。


坐骨神経痛ですか?

「 お尻から足の外側、後面がジリジリ、ジンジンと痺れるように痛い 」
よく坐骨神経痛なんて表現されるが、本当に神経の痛みなのか?
 
ヘルニアや、硬くなった筋肉に神経が圧迫されてシビレ、痛みが出ると言われているが、
「神経線維は通常、その末端にある受容器からの信号を伝えるものであって、
その途中が興奮を起こしたりするようなことはありません。」と専門家は言っている。
 
逆に神経が圧迫されると、しびれ、痛みが出ると言う報告が見当たらない。
手術器具で圧迫、引っ張るとしびれ、痛みが発生すると言う報告はあったが、
現実的ではないし、それはちょっと違うと思うのだが...。

神経を押さえつけてとか、触るから痛いなんて言うけど、実は証明されていないし
解っていない事。 昔から言うから、そう思い込んでいるだけなのでは?
 

42才 女性
2年ほど前より時々腰痛あり、整形外科を受診するも特に異常なしと湿布のみ。
3か月前より右足がジリジリシビレるような痛みが出現。歩くのもつらくなる。

A整形外科とS大学病院受診、共にレントゲン、MRIにて異常なし、坐骨神経痛と言われ、
「安静にして薬と湿布で様子を見ましょう」と。

何度か受診するも改善なく、膝まで痛くなり、いい加減辛くなってきた所、知人に紹介され当院へ
中臀筋、小臀筋、腸腰筋、大腿直筋、外側広筋、内側広筋、腓骨筋、腓腹筋に圧痛あり

筋肉をほぐすよう施術し、ストレッチや良く動かすように指導。
5回行いシビレ、痛みはなくなった。

     
全身 - コピー (6).png

40才 女性
腰痛は何年も前より時々あり、半年ほど前より左足がシビレて痛むようになってきた。
S整形外科受診し椎間板ヘルニアと診断され「安静、薬と湿布で様子をみましょう」と
座っていられないため仕事も退職

1か月ほど薬を服用するも特に変わらず、ペインクリニック受診。
ヘルニアが原因だと硬膜外ブロックを5回行う。
注射した1日or2日は少し良いがまた痛くなるのを繰り返し。

ネット検索し当院へ。
小、中臀筋、腸腰筋、大腿直筋、外側広筋、腓骨筋、腓腹筋に圧痛あり筋肉をほぐすように施術、 
ストレッチや良く動かすよう指導。

4回行いシビレ、痛みはほとんどなくなり仕事に就く。
長時間座っているとお尻が少し痛くなってくるが動かせば大丈夫との事

以後、たまに来院するが仕事も痛みも順調との事だが、あの痛みが忘れられない様で、気になったら
来院となった。
 
筋肉の纐纈(こうけつ)、痙攣(けいれん)が痛み、しびれの原因だから、筋肉を緩めたり、
ほぐしたりで良くなる。

神経痛という表現は良くないように思うが、どうしようもないのが腹立たしい。
ほんとの神経損傷は麻痺。


腰痛 ぎっくり腰

 
43才 女性 
 物を拾う際に急に痛みが増し、まっすぐ立てない、歩けない、仕事にならないと
知人の紹介にて来院。
 
左腸腰筋部に強い圧痛あり、その部分を施術。 その日に
まっすぐ歩けるようになり、仕事に戻られた。
 
2日後、普通に動けるが、長時間立位、座位をしていると痛みが増すと。
両腸腰筋、内転筋、外側広筋、中臀筋、ハムストリング、など施術
ずいぶん動きがスムーズに軽くなった。
 
1年半ほど前に同様に痛くなり、動けなくなったのは、今回で5回目だとか。
常に痛いのがあたりまえになっていたとの事。

今までは病院を受診していたが、安静、コルセット、消炎鎮痛剤のお決まりパターン。
病院では治らないときずいたそうだ。
 
仕事は看護師、大きい病院の介護事業の責任者をしているそうで、「安静なんかしていられない」
「代わりの人も居ないのに」と...ストレスも多そうだ。
現場が終われば、役所との会議や事務仕事。 家に帰ればお母さんの仕事。

働きすぎじゃない?って思ってしまうが、ほかにやる人が居ないそうだ。
 
痛みなく仕事ができるようにしてあげるのが、僕の役目。
休みもなかなか取れず、ちょくちょくは来院できないが、きっと良くなるだろう。
性格も明るそうだし。
 
痛みは、「情動、体験」という定義があるのだが、くよくよせず動かすのがいい。


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