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院長ブログ 足関節、足部痛: 2020年2月
種子骨障害
12才 女性 スケート
8か月程前より両側痛みだし、痛みで練習も出来なくなる
病院受診し種子骨障害と言われ安静、加療
しかし、改善なくMRI検査 炎症と…。
その後も痛みは続き、何件か整形外科 (足専門、スポーツ専門)
受診するも、結果は同じ。 知人に紹介され当院へ。
ずいぶん前に聞いてはいたが、「骨が悪いから どうしようもない」と
思っていたそうだ。
スケートはおろか、普通に歩くのも痛いとの事。
短母趾屈筋、母趾内転筋、母趾外転筋、ヒラメ筋、腓腹筋、前脛骨筋、
大腿四頭筋、ハムストリング、臀筋、下肢 全てと言っていい位に圧痛あり、
それらをアキュスコープ、マイオパルスを使い筋肉を施術。
その場で痛みが軽減するが、「ゼロ」になる訳ではないため、
練習をやりながら施術を継続。 1か月半ほどで、痛みは無くなり、
ジャンプ、スピン、他の選手と同じように練習が出来るようになった。
種子骨障害は、それそのものが痛みの原因ではないと思います。
種子骨に付着している筋肉の、突っ張り、短縮、痙攣などによって痛みが生じている。
種子骨をかばい、歩行のバランスを崩して、ヒラメ筋、腓腹筋、大腿部、臀部に
二次的、三次的に突っ張り、短縮、痙攣が生じたものだろうと思います。
「種子骨が悪い」という言葉にあまりこだわらないほうがいいと思うが、
画像を見せられ、大先生に言われると、そう思い込んじゃうよな~。
時に、種子骨が割れていることがあり、「疲労骨折」と言われてみえる方もいます。
疼痛、腫脹、熱感、発赤の炎症4徴候がなければ、やることは、同じです。
種子骨に付着している筋肉の問題。
筋肉のマッサージやストレッチをしてやるべきだろう。
痛みは早く取ることが大事。
まるで火事、コップ1杯の水で消せる火が、時間とともに山火事になる。
(赤松接骨院) 2020年2月29日 13:06
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