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院長ブログ 2019年2月
膝の水
膝関節水腫
破壊された関節軟骨、滑膜から放出される炎症性サイトカインTNF-αによる炎症と
言うのが一般的ではあるが、軟骨が痛んでいても水が溜まらない人もいれば、
その逆もある。
慢性の人もいれば、一過性の人もいる。
慢性の人もいれば、一過性の人もいる。
①リウマチやピロリン酸カルシウム結晶沈着による急性関節炎(仮性痛風)のときの
水と ②普通の水腫(ケガ、手術後の水)とは性状、症状も違う様に思う...
①は炎症性の浸出液で薬を使うのが最善、
②は単に関節液の増加で、炎症の浸出液というより、
大腿直筋、大腿内側広筋、外側広筋の緊張が強く膝蓋骨によって
大腿直筋、大腿内側広筋、外側広筋の緊張が強く膝蓋骨によって
強くこすられて溜まるように思う。
だから、筋肉の緊張を取ってやれば、水は自然に吸収されていく。
・40才 女性
テニス中に痛みが出現、徐々に痛みが強くなり整形外科へ。
「水が溜まっているから抜きましょう」と言われるも抜くのは怖いと
当院へ、大腿部、臀筋、腓腹筋の緊張を取るようにし、翌日には水は引いた。
4回施術し、テニスも問題なくやれる様になった。
・16才 女性
バスケットボール練習中に痛みだし整形へ、水が溜まっていると、穿刺と薬剤を注射
MRIにて、半月板が痛んでいると、週一で注射を5回するも、水腫、痛みは変わらず。
医師に痛みが変わらないことを伝えると「手術でもするか?」と言われ当院へ。
大腿部、臀筋、腓腹筋の緊張を取るようにし、12回施術し、痛み、水もなくなった。
本人も「な~んだ、半月板は関係ないじゃん」と理解してもらえた。
もちろん、バスケは休まずやれる範囲で継続した。
腫れ、熱感、発赤がなければ、運動を休んだから早く良くなる訳ではない。
休んでいれば、その時は症状は軽減するが、運動を始めると、また症状は強くなる。
運動をやりたいんだから、やれる範囲でやればいい。
結局、この場合、水が溜まる原因は、筋肉のこわばり、痙攣だから、動かし、ほぐしていくのが一番いい。
「何かが壊れているから痛い」と言う思い込みが一番良くならない。
組織損傷だけが痛みの原因ではない。
(赤松接骨院) 2019年2月26日 23:22
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