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赤松接骨院

愛知県名古屋市天白区
野並3丁目405
AMBER HOUSE 1F

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【土】
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院長ブログ 2017年12月

痛みの施術

現在の整形外科学は、損傷、変形を探すのに必死。
MRI、CT、これが身体の内部(骨格,神経など)の像を映し出せるようになり、
内部を見ることによって症状の源が分かると信じてしまっている。

本来なら、救急医療や腫瘍をみるのに使われるはずだろうに...
何でもかんでもMRI、CT。

「筋肉は痛みの直接の発生源ではなく他の部位に存在する病理を反映するにすぎない」と考えられ、
筋肉を使う運動療法も,筋肉自体ではなく骨格や神経にインパクトを与えようとしている。

しかし、痛みの大部分の原因は筋肉の障害や緊張。良い転帰をもたらすのは,筋肉の障害や緊張に
直接働きかける治療法なのだが、おかしな方向に進んでいる。
 
まずは、痛みを伴う特異的な疾患(悪性腫瘍、感染症、リウマチ系、痛風系)の除外、
次に、①組織損傷を伴った痛み ②組織損傷があるように表現される痛み
(組織損傷は長くても約3ヶ月で治癒すると思われる)

①  なら組織損傷の施術+痛みの施術
②  なら痛みの施術

組織損傷の治癒は、元どおりに修復されるのが理想だろうが、そうでなくても痛みはなくなる。
だから手術が可能。

例えば、靭帯断裂が元どおりに修復されなくても痛みがないことがほとんど。断端が閉鎖した状態
皮膚を切って、元どおりにならなくても痛みがないことがほとんどなのと同じ。

手術の跡が痛まないことがほとんど。ピアスの穴があいているのに痛くないのと同じ。
内部は見えないから不安になり、靭帯が、骨が、軟骨が、と思い込んでしまう。
 
「医者でもないお前が何を偉そうに」と思う方もいるだろうが、痛みの基礎研究、疫学調査を
みれば分かると事なのだが。

「痛み」は苦痛だし、生活、スポーツ、仕事に影響が出てしまう。
「様子をみましょう」なんて医療の放棄だよな~

「なんでも良くなる」なんて事は言えないが、困っている人の一助になればと思うところだ。


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