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院長ブログ 2014年12月
子供 夜泣き 足が痛い
3歳頃より時々、昼間は痛がらないが、夜寝ると足が痛いと泣いていたと。
最近も、回数は減ったが、時々あるとの事。
以前、病院受診したが、「特に異常なし、成長痛でしょう」と言われ、そのままと。
ヒラメ筋に圧痛あり、この筋の痙攣(スパズム)だと説明し、ストレッチを指導した。
過去、何人か足が痛いと夜泣きする子がいましたが、後に確認出来た方
お母さんに確認出来た子は、ストレッチするようになって、痛いと夜泣きはなくなったと聞いています。
成長痛、骨端線の炎症、精神的なもの(ストレス)とか、いろいろ言われているみたいですが、
人間、動くようになれば、常に筋肉の微細損傷が誰でも起きます。
筋肉を幾度も幾度も使ったあと、筋肉が正常な静止長に戻されないと、
微細損傷が元で筋肉は次第に硬くなっていき、痛みを作るポイントが形成され短縮します。
そこに、運動の量、寒冷、心理的な強い緊張、怒りなどが絡んで、安静時に筋収縮、酸欠、痙攣となります。
腫れ、熱感、発赤がなければ、ほぼ筋肉のMPS(筋筋膜性疼痛)でしょう。 ごくごくごく稀に腫瘍などもありますが。
2~9才位の子に多いように思います。 足の甲、足底、足首、すね、膝辺りを痛がります。
腓腹筋、ヒラメ筋、大腿四頭筋、ハムストリングのストレッチを痛気持ちいい位の強さで毎日1ヶ所 20秒位
2~3回ほどでいいですから行っていけば、夜、痛みで泣くことはなくなると思います。
炎症なら日中、夜、関係なく動けば痛いですし、腫れ、熱感、発赤、疼痛と炎症の4徴候があります。
成長痛と言うのも、なんだか解らないからそう言ってるだけ、成長過程で痛みが出ると言う生理機能は説明つきません。
(赤松接骨院) 2014年12月24日 16:13
テニス肘 (外顆炎)
寒い中、テニスをやり負傷 。徐々に痛みは強くなってきたと。
総指伸筋、回外筋部に圧痛あり、その筋をアキュ、マイオを使い施術
5回行い、テニス中、テニス後も痛まなくなった。
腫脹・疼痛・発赤・熱感を炎症の4徴候といいまが、テニス肘にこれらの症状がありますか?
あるのはほとんど「疼痛」痛みだけです。 つまり炎症ではないと思いませんか。
テニス肘 = 外顆炎と言いますが、炎と着くからみんな迷う。 炎症だと...
長くなってる方では、何か月も痛みが続いてる方もみえますが、安静だけでは良くなり切らず、
運動するとまた痛む、を繰り返します。
夜間、うずいて寝れないと言われる方もみえます。 筋肉が痙攣(スパズム)しているのです。
筋肉をほぐして、ストレッチが大切です。
早期治療が早期回復につながります。 放置してると治りにくくなるものです。
(赤松接骨院) 2014年12月22日 16:49
トリガーポイントを知り、やっと解ってきた。
どの業界でもそう」と。 そのとうりだと思った。
私は、整形外科分野が専門だが、他の分野は解らない。
学校教育、過去の実績が正しいと思い仕事をしてきたが、現場で患者さんをみていると矛盾を感じだす。
ヘルニア、脊柱管狭窄症、半月板損傷、変形性〇〇症、成長痛、シビレ、数え上げればきりがないが、
整形外科の文献を調べても、レントゲン、MRIを眺めても結局、何が原因なのか解らず。
ただ、過去の治療方法に理屈を付け繰り返す日々。
なぜ良くなったのか? なぜ良くならないのか? 解らずじまい。
その頃も、トリガーポイントと言う言葉は知っていたが、興味がなかった。
整形外科学が正しいと思っていたからだ...
しかし、知人に筋筋膜性疼痛症候群の事を聞き、調べていくうちに整形外科医の加茂先生や、
トリガーポイント研究所のホームページを拝見させてもらい。
これだ! やっとすじの通った理論があった。 今までの疑問が吹き飛んだ思いでした。
それ以降、生理学、筋筋膜性疼痛症候群関連の本を買い、勉強。
それらを基に治療すると、今までなかなか良くならなかった症例が良くなっていく。
やはり疑問に思い、解決されている先生はちゃんと居るんだと安心しました。
すごく良いお手本にさせて頂いています。 今更ですが、やっと確信をもって患者さんに説明、
施術が行えるようになってきたと思っています。
(赤松接骨院) 2014年12月18日 18:37
頸部挫傷( 交通事故 )
この筋肉の筋筋膜トリガーポイント症状は多彩です。
吐き気、めまい、ふらつき感、頭痛、喉の違和感(つまり感)、耳鳴りなど。
初期治療が大切。
痛みの悪循環が続くと「中枢性感作」=「中枢性の痛覚過敏」が生じます。
本来 痛みを感じない刺激にも反応し痛みを感じます。
痛みの範囲が広くなったり、強くなったりします。
筋膜の微小損傷→筋小胞体の損傷→Caイオンの放出→筋肉の痙攣
放っておいても治るかもしれないし、長く悩ませるかもしれない。
寒冷、心的ストレス、物理的ストレスなどにより痙攣(スパズム)を起こすようになる。
損傷があれば、損傷の治療と痛みの治療を同時進行すべき。 損傷の大きさ、痛みの強さは比例しません。
損傷が治癒すれば痛みも治癒するといったものではありません。治すべき損傷は(骨折、靱帯、腱、筋肉の損傷など)
だから、「レントゲン、MRI、血液検査で異常がないから痛いわけがない」と言われても納得できません。
異常がないからと、保障を打ち切られている方もちょくちょくおみえになります。
初期治療がうまく行けば、数日で痛まなくなるし、初期がおろそかだと何か月も、中には何年もと言う方も。
名古屋市天白区野並3-405 赤松接骨院
(赤松接骨院) 2014年12月15日 21:41
ヘルニアが原因ですと?
いつも通院してる大学病院で、内科、外科のあらゆる検査、立ったり座ったりを何度と繰り返し、右臀部から
ふくらはぎまでジンジン痛みだした。 3日間、自宅安静していたが痛みは治まらず、むしろ強くなったと来院。
杖で歩くのがやっと、触診すると右中臀筋、小臀筋に強い圧痛あり、この筋の痙攣が原因ですよと説明し
施術。 2、3回目の施術で、夜も良く寝れる様になるも歩くとまだ痛む。
検査の事で大学病院へ、その事を先生に話すと、当日 整形外科にまわされ 腰のレントゲン、MRI撮影
変形とヘルニアと診断。 「接骨院に行ってれば、そのうちよくなるでしょう」と鎮痛剤をもらって帰宅。
その後も週2回程の施術を続け約3か月で、痛みなく動けるようになる。
2か月ほど経った頃にまた腰のMRI、「2割ほど良くなってると言われる」
2か月で「2割ほど良くなってる」。 ヘルニアが~ほんとかな~疑問ですが、患者さんを前向きにさせる意味ではよかった。
また、「接骨院なんか行かなくてよい」と言われずひと安心。
薬だけでは、痛みは広がっていったと思われます。 足の裏のしびれなど...
しびれ 痛みと、麻痺は別問題。 しびれの延長に麻痺があるかのように思われてる患者さん、医療従事者が
おられますが、別問題です。
痛み、しびれは筋肉のトラブル。 麻痺は神経のトラブル。
(赤松接骨院) 2014年12月12日 18:57
腱炎
kinking of collagen fibers at the ends of tendons could be caused by dehydration of ground substance
腱付着部のコラーゲン繊維のよじれ( 縮み )は基質の脱水によって引き起こされる可能性がある。
application of pressure [as in rolfing] may cause temporary solution of the ground substance permitting kinked
collagen fibrils to lengthen ,allowing chronically shortened muscles to relax and reducing strain on joints
[ ロルフィングのように ]加圧の適用は、基質の脱水状態が一時的に改善して、縮んでいた
コラーゲン線維が伸びる。 その結果、慢性的に短縮していた筋肉は弛緩し、関節の緊張は
緩むことになる。
「ロルフィングとは」
身体を正しく調整しようとするボディワークで、筋膜に強い力をかけて、頭や胴体、脚など身体の
あらゆる部位が、重力によって正しい位置関係に収まるよう調整する。
筋膜にアプローチし、筋膜を柔らかくして筋肉への付着を緩め、関節を解放するねらい。
腱付着部(炎)はテニス肘やアキレス腱が有名だが「炎」というとどうしても「安静」
「消炎鎮痛剤」となりがち。
腱障害には抗炎症薬は逆効果と言う論文を拝見するが、この図を見ると腱の付着部(骨への)は
脱水で縮まる。
これでは安静にしても治らないはず。 ストレッチが必要。
夜中に足がつる方が多いが、水分補給、ストレッチでまず軽快する。腱のトリガーポイントが
あるのかもしれない。腱も筋も構造破壊がなければ安静はさける事。
安静が慢性化をまねく。 自制内で動かす事が大事です。
(赤松接骨院) 2014年12月11日 20:14
腰椎椎間板ヘルニア
5年ほど前、高所より降りた際にピリッと痛み、その後、痛みはどんどん強くなり病院受診
検査にてヘルニアと診断され、薬を処方された。
以後 痛みは増減を繰り返し、薬の服用、マッサージ、カイロプラクティックなど通ったが思わしくなかった。
また、名古屋では有名な病院も受診したが、手術しかないと言われ迷っていた時に知人に聞き来院
10分位の座位、立位、歩くと、腰から足首までジンジンしびれる様な痛みがあると。
触診していくと、右大臀筋、中臀筋、大腿二頭筋、腓腹筋に圧痛あり、しこりが触れれた。
これらの筋が痛みの原因と説明し、マイオパルスを通電しながら、しこりを手技にてほぐす様に施術
3回目の施術より痛みはずいぶん改善、痛みはあるが長時間座位、立位、出来るようになってきた。
その後、週1回の施術を継続、10回目の来院時には、痛み、シビレなく、
調子いいとの回答。
最後まで中臀筋部の圧痛が残っていたため、おそらく中臀筋が初めに
損傷し、その後、傷みが広がっていったと思われた。
いずれにせよ、わけあり筋を治療してあげれば痛み、シビレはなくなる。
椎間板ヘルニアは、痛み、シビレの原因とは言えないのです。
「手術をしてもしなくても半年後はほとんど差がなくなる」と言う報告もあります。
手術をしたものは最初の半年位は少し痛みが減っているようですが、これは全身麻酔の効果ではないかと思います。
手術をして、すっかり治った人をみていれば「やはりヘルニアが原因」と思うことでしょうが・・・。
手術をしても、変わらない、また 酷くなってきた と言う方もみえます。
これをどう説明するのか、現実に健常者にもヘルニアは普通にみられます。
生理学を勉強すればヘルニア原因説の矛盾に気づきます。
(赤松接骨院) 2014年12月 2日 19:01
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